地域の声 Voice
【ふれあいサロン みんなの茶の間「花みずき」】 ~自分の地域に楽しく集える場を!~
みんなの茶の間「花みずき」の運営に携わる皆さん
(文中敬称略)
活動内容
みんなの茶の間「花みずき」(以下「花みずき」という。)は、燕地区の秋葉町2~4丁目と水道町1~4丁目の7地区の住民を対象に、令和6年6月に開設された地域の茶の間です。会場は、㈱なごみが運営する水道町2丁目のなごみケアセンター「なごみの歩」を借用し、盆踊りや運動会など季節に合わせたイベントを月1回開催しています。
●活動の一コマ紹介!
今回は、昨年12月21日(日)の活動にお伺いしました。
当日は、17名の方が参加し、前段は市保健センター職員による「冬の健康管理について」のお話があり、ヒートショック*による死亡者が全国で年間1万7000人に上るという推計があることに会場では驚きの声が上がり、安全な入浴方法や感染症予防の手洗い方法について改めて確認しました。
後段はお楽しみ企画として、ビンゴゲームとくじ引き大会を実施しました。ビンゴでは「ビンゴ!」の声に「おめでとう!」と拍手が起こり、くじ引き大会では一人ひとり違うプレゼントが当たるなど会場は大盛況で、参加者の皆さんはひと足早いクリスマス気分を満喫していました。
最後のお茶の時間では、テーブルごとにお菓子を囲みながら会話が弾み、ゆったりとした時間を過ごしました。参加者からは「初めて会う方とも気軽に話せる雰囲気がいいですね」といった声が聞かれ、花みずきの温かさが感じられました。お開きの挨拶後に一つのテーブルからの「来年も頑張りましょう!」との声に各テーブルで円陣が組まれ、活気あふれる雰囲気で締めくくられました。
* ヒートショックとは…気温や室温の大きな温度差によって血圧が上下に大きく変動し血管に大きな負担がかかることによって起こる健康被害のことです。

自分たちなりの活動で集いの場を作る
―― なぜ運営に携わろうと思ったのでしょうか?
Aさん「燕市社会福祉協議会(以下「燕市社協」という。)が行っていた、集いの場ワーキング*での説明で、この地区にはサロン活動の拠点がないと知り、月に1回なら無理なく協力できると思い手を挙げました」
Bさん「地域住民もサロンの運営に参加してほしいと燕市社協から呼びかけられ、社会参加につながると思い、Cさんを誘って参加しました」
Cさん「自分の地域にも集いの場があればいいと思っていたところ、誘われたので良い機会だと感じ参加しました」
Dさん「運営メンバーそれぞれが得意分野を活かしながら活動していて、とても素晴らしいチームです」
* 集いの場ワーキングとは…地域の課題を踏まえて、どのような集いの場が望ましいか関係者と検討を重ねる取り組みです。

―― 花みずきは3回のプレ開催*を経て定期開催となりました。それぞれの活動の違いや工夫している点を教えてください。
Bさん「基本は体操から始まり、その後にフラダンスや寸劇など毎回違う内容を行っています」
Eさん「季節ごとに盆踊りや運動会など、変化をつけています」
Fさん「プレ開催時は燕市社協のサポートに助けられましたが、定期開催後は自分たちの力で企画・実施しています。私たちらしく、無理のない範囲でできることをやってきました」
Gさん「スタート時は道具が全くなく、椅子やテーブル、資金面で悩みましたが、椅子は譲っていただけるところがあり、テーブルは各自治会の補助金で購入しました」
* プレ開催とは…燕市社協の支援のもと運営のイメージを持つために行われた回のことです。

広い対象地域 交流も広く
―― 7地区と対象地域が広いことから大変なことはありますか?
Cさん「会場が家から遠く、歩いて来るのが難しい方からは、車が乗れなくなると参加しづらいという声もあります」
Dさん「テーブルなどが増え、会場が手狭になっているのも課題です」
Bさん「別の会場候補はありますが、地区名のついた施設だと他の地区の住民が参加しづらいのではと悩んでいます」
Eさん「いろんな地区の方が来られるのがいいところなので、それを大切にしたいです」
Fさん「長期的に続けるために、会場の課題は工夫して解決していきたいですね」

参加者の笑顔でつながりを実感
―― 活動する中で励みになっていることや、印象深かった出来事を教えてください。
Gさん「運動会では、玉入れや輪投げをしました。体を動かすと競争心が湧いて熱中しますし、日頃やらないことなので皆さんが楽しんでいました」
Cさん「『楽しかったよ、また来月ね』と声を掛けていただけるのが励みです」
Dさん「レクリエーションの時に、継続して参加されている方同士で自然にサポートし合う姿が見られ、横のつながりができてきたことを強く感じますね」
Aさん「スーパーに行った時などに、参加されている方から声を掛けてもらえるようになり、この活動を通して地域の方たちとつながりを持てたことがうれしいです。やっと自分も地域に根差してきたと実感しています」
(賛同の声多数)

花みずきのこれから
―― 今後の目標を教えてください。
Cさん「場所の狭さはありますが、新しい参加者を増やし、ちょっとずつ絆の深い仲間を増やしていきたいです」
Eさん「無理せず気張らずに、自分たちのカラーを出しながら続けていきたいです。『楽しかったよ』の言葉をいただけることがすごく幸せで、私の宝物です」
