地域の声 Voice
【メンズハッスル会】 ~男同士、気兼ねなく。「なりたい自分」を目指せる場所~
介護予防体操自主グループ「メンズハッスル会」 会員の皆さん
(文中敬称略)
活動内容
「メンズハッスル会」は、市民交流センターの多目的ルームで活動する介護予防体操自主グループ*1です。
毎月第1・3・4金曜日に開催し、身体を動かすだけでなく、参加者同士の交流を大切にしています。運動の合間には茶話会の時間を設け、お互いの近況報告や社会情勢などの話題で自然に会話が弾み、笑顔あふれるひとときとなっています。
*1 介護予防体操自主グループとは…地域で介護予防のために定期的に集まり、レインボー健康体操やスクエアステップを中心とした運動を行うグループ。令和8年6月現在、燕市内では30グループが活動しており、グループごとで活動内容は異なります。
●活動の一コマ紹介!
4月17日の活動にお伺いしました。
前半のレインボー健康体操*2では、全身をほぐして心地よい汗を流し、後半のスクエアステップ*3では、指導担当会員の動きに合わせ集中して取り組みました。
茶話会でのインタビューでは、会の魅力を語る皆さんのいきいきとした表情が印象的でした。

*2 レインボー健康体操とは…寝たきりを防ぐために効果的な筋トレです。
*3 スクエアステップとは…マス目の描かれたマットの上で、様々なパターンのステップを踏む有酸素運動です。
令和の幕開けとともにスタート! 教室や講座などでの出会いで広がる仲間の輪
―― まず、会の立ち上げについて教えてください。
Aさん「きっかけは、平成30年度の男性限定お試し教室*4でした。終了後、一緒に参加した仲間と食事会に行き、その席で『せっかく2カ月もかけて教えてもらったのに、参加して終わりじゃもったいない。みんなで続けましょう!』と私が発案しました」
Bさん「会の立ち上げは令和元年5月1日です。準備を進めていく中で、せっかくなら皆が忘れない日にしようと、令和の始まりとともに活動をスタートしました」
Cさん「最初の会員は5,6人で、講師の先生への謝礼など資金繰りに苦労しました。そこで、講師料の徴収を前期と後期に分けるなど工夫しましたが、今では会員も増え安定して運営できるようになりました」
―― 立ち上げ後に参加された皆さんは、どのようなきっかけで会員になったのでしょうか。
Dさん「私は、健康のために何かしたいという思いで燕市社協の生涯現役体づくり講座*5を受講した時に、参加していたBさんに誘われました」
Eさん「令和8年2月から参加しています。令和7年度に燕市社協が開催した、いきいきつばめサポーター養成講座*6とスクエアステップ普及講演会・体験会を受講した時に会のメンバーと知り合い、ぜひ一緒に活動したいと思い入会しました」
―― 燕市社協の講座等を通して知り合ったことで活動の輪が広がっていったのですね。
*4、5 男性限定お試し教室、生涯現役体づくり講座とは…介護予防自主グループへの参加が少ない男性を対象に、介護予防活動へ参加するきっかけづくりとして燕市社協が企画した教室及び講座。
*6 いきいきつばめサポーター養成講座とは…燕市社協が主催する、地域の集いの場(体操グループ等)で体操の良さを伝えたり、声掛け等をしたりする健康づくりや仲間づくりを行うボランティア「いきいきつばめサポーター」(以下「サポーター」という。)を養成する講座。

「役割」と「目標」で意欲を引き出す
―― 皆さん、とてもいきいきと活動されています。工夫している点を教えてください。
Aさん「前に出て指導するサポーターのほかに、班長や消毒推進リーダーなど、一人ひとりが何らかの役割を持つようにしています。そのおかげで全員が主体的に意識を高く持ち取り組んでいます」
Bさん「当初はサポーターが1名で負担も大きかったため、その後にサポーター養成講座の受講を進め、現在は7名が交代で指導を担当しています。教える人が変われば内容も変わるので、毎回新鮮な気持ちで参加できます」
Dさん「運動をした先の目標を思い描くことが大切だと思っています。ただ運動を楽しむだけではなく、『あれをしたい、これをしたい』と健康の先にある目標がないと運動は続きません。年をとればとるほど、そうした『楽しみ』を持つことが原動力になります」

継続して実感する心と体の変化
―― 活動を続けていて、心身の変化はいかがでしょうか。
Fさん「もう80代後半ですが、ここに来るようになってから医者へ行く回数が減りました。まさに医者泣かせですよね。ここで体操をして、皆さんの笑顔を見ることが元気の源になっています」
Gさん「活動2年目から参加しています。健康にはあまり自信がないですが、できるだけ体を動かし、衰えないようにと努めています。これからも続けていきたいです」
Aさん「Gさんは休まず一生懸命に取り組んでいて、すごく積極的です。最初の頃よりスクエアステップもすごく上手になって、歩く姿勢がよくなりましたよね」
Cさん「以前は効果測定*7があり、データで自分の状態を知ることができました。自分の肉体年齢が実年齢より若いと、やっぱり『続けていてよかった!』と、ますます意欲がわいてきますね」
Hさん「昨年から以前のような詳細な測定が減り、少し残念です。燕市全体のためにも、市や社協には、みんなが運動や健康に対するモチベーションを高められるような工夫をお願いしたいです」
Bさん「以前、活動中の歩数を計ったら、2時間で3,000歩程度と意外と少なかったんです。でも、ここで仲間と社会情勢を語り、近況を報告し合って笑う時間は、実際の歩数以上の健康効果があると感じています」
*7 効果測定とは…介護予防活動への取り組みがもたらす健康効果を計測するため、数年にわたり身体能力検査と認知機能のテストを実施。令和6年度で事業終了となった。

気軽に一歩踏み出してほしい
―― 最後に、活動に参加してみたいと考えている方へメッセージをお願いします。
Iさん「私は以前手術をしており、体に不安を抱えながらの参加でした。でも、ここの運動は100%全力でやる必要はありません。自分の体調に合わせて60%、70%くらいと、無理をせずちょうどいい負荷に調整できます。『運動が苦手』『体力に自信がない』という方でも自分のペースで長く続けられます」
Jさん「市内のさまざまな集まりに参加していますが、地域の集まりは女性の参加者が多いです。その中で、ここは男性限定です。男同士だからこその話しやすさ、参加しやすさがあります」
Aさん「健康の秘訣は外出する機会を作ることです。興味がある人は、まずは気軽に体験に来てください。楽しく活動する雰囲気を見ていただければと思います」
Hさん「一番願っているのは、50代、60代といった若い世代の人たちに興味を持ってもらうことです。若い人が参加する会が増え、活動が次の世代につながっていけば嬉しいです」

★楽しく健康づくりをしませんか?